式典挨拶 元技官 大林辰蔵 ~郵政省 電波研究所 平磯電波観測所 50周年記念式典 1965年(昭和40年)5月14日【外部サイト】
 大林氏は、戦後の平磯電波観測所において、電離層および電波伝搬の研究に従事していました。退職後は京都大学、東京大学、文部省宇宙科学研究所の教授を歴任し、国産ロケット及び人工衛星の開発と打ち上げに尽力しました。糸川教授と一緒に、秋田県の道川海岸での電離層観測ロケット打ち上げに参画し、打ち上げに失敗したロケットが墜落して火の海になった瞬間は、平磯電波観測所にも電話中継されていて、その時に中継された同氏の叫び声は、平磯で語り草になっていたそうです。この事故を一つのきっかけとして、ロケット発射場が秋田から鹿児島の内之浦に移転することになりました。(上記サイトより引用)