電波研・通信総研・情通機構
親ぼく会 交流広場

富良野

 2023年6月17日(土曜日)、床面のプレート設置工事を完了し、当初の予定通り壁面と床面による記念プレートの全体が完成しました。これをもちまして、最終会計報告および寄付者リストを更新公開し、平磯モニュメント設置事業を完了といたします。
 本事業に多大なご寄付を頂いた皆様および今回の事業に全面的にご協力頂いたひたちなか海浜鉄道株式会社殿には、あらためまして心より御礼申し上げます。

第50回 RRL/CRL/NICT親ぼく会開催2022.10.14                            

 2022年10月14日、第50回RRL/CRL/NICT親ぼく会が、NICTの新しい「量子セキュリティ・協創棟」でリアルとリモートのハイブリッドで開催されました。コロナの影響で、第48回は中止、第49回はリモートでの開催でしたが、3年ぶりのリアル開催となりました。
 午後3時から、OB現役交流会(講演会)が行われ、OBからは、「巨大電波望遠鏡「ALMA」における超伝導技術」と題して、鵜沢 佳徳 氏(国立天文台先端技術センター、教授)から、現役からは、「量子の夢に導かれて」と題して、佐々木 雅英 氏(量子ICT協創センター長)と藤原 幹生 氏(未来ICT研究所 量子ICT研究室長)が講演を行いました。
 引き続き、親ぼく会総会が行われ、夕刻6時からは会費制の懇親会が行われました。

第49回親ぼく会はリモートにて開催されました。2021.10.7

講演会および総会資料は会員ページでご覧いただけます。在職およびOB/OGの方は「入会申し込み」をクリックし、是非会員登録を!

最も正確な時計は小金井で生まれました

1953年(昭和28年)当時の電波研究所標準電波課正門(現在、都立小金井北高校となっています)。

1955年(昭和30年)当時の電波研究所標準電波課付近の航空写真。

1973年(昭和48年)当時の電波研究所標準電波課

 1920 年代には無線通信機利用が盛んになり、混信を避けるため基準となる物指しの必要性を痛感するようになりました。そこで周波数の世界共通標準を実現することの重要性を認め、国際会議で議論が進められました。我が国においては、これを受けて1922(大正11)年、文部省の学術研究会議内に逓信省、陸軍、海軍、民間も参加して電波研究委員会が設立され国家プロジェクトが進みました。1940(昭和 15)年 1 月には、逓信省告示第一号により公式に標準電波が発射されています。
 当時、「秒」の決定は文部省東京大学天文台の所掌でした。この点を重視しながら、総合施設の建設問題が種々検討された結果、場所は東京都北多摩郡小金井町小長久保(現在の小金井市緑町にある都立小金井北高等学校の場所)に決定(1948(昭和 23)年)されました。終戦を挟みますが、1950 年頃までの建設現場は、左の写真(左上)のように 周辺は栗林と一面畑の中に農家が点在するといった、村から町になって間もなくの人口一万足らずの場所でした。上中と上右のは、1955年(昭和30年)と1973年(昭和48年)当時の写真です。

日本で最も正確な時計のある駅

 NICT(国立研究開発法人情報通信研究機構、東京都小金井市)は、日本標準時を提供しています。皆様が日頃時計の時刻合わせに使っている、テレビやラジオの時報はNICTから供給されている時刻です。東京都小金井市にあるJR武蔵小金井駅には、NICTから供給されている時刻の表示板が設置されています。日本で最も正確な時計が設置されている駅と言うことになります。

 

第48回親ぼく会開催は中止となりました。

第48回親ぼく会は、令和2年10月に開催予定でしたが新型コロナ感染を考慮し中止となりました。

第47回親ぼく会開催 2019.10.9

 元号が、平成から令和と変わり最初の親ぼく会が、2019年10月9日(水)に国立研究開発法人情報通信研究機構にて開催されました。 
 午後3時から、OB現役交流会(講演会)が行われ、OBからは、JAXAの吉川 真准教授が「小惑星探査機「はやぶさ2」の挑戦とこれまでの結果」と題して、現役からは、NICT脳情報通信融合研究センターの内藤 栄一脳情報通信融合研究室 研究マネージャーが「脳を知り、脳を活かす -脳内身体表現の理解と応用-」と題した講演を行いました。
 引き続き、親ぼく会総会が行われ、夕刻6時からは会費制の懇親会が行われました。