あの時あの人

WEB記事を読んでいたら、2021/01/10「元衆院議員で、法相や郵政相を務めた左藤恵氏が9日死去96歳」とあった。

また、RRL-NEWS 1986年1月 No.118に「左藤恵郵政大臣鹿島支所を初視察」とある。

さらに当時の地方記事(コピー参照)を思い出した。

そして、当時の思い出が蘇ってきた。

まず30mアンテナを見学してもらう時に、アンテナを動かしたら、パラボラ面に溜まっていた水が落ちてきて、左藤大臣にかかってしまった。ビックリ仰天したことを思い出した。今想像すると切腹ものか??

また大臣の国会開催中の非公式お出かけであったので、事前にマスコミ各社に連絡してあったので記者が取材して記事にでると、問題になりそうだという情報が入り、当日夜半過ぎまで徹夜して、手土産を持って記事不掲載を懇願して回った苦い記憶が蘇えってきた。

話は変わるが、大臣は1945年9月、京大学法学部卒業し、逓信院入省(後の郵政省)、通信放送関係の課長、電波監理局放送部長、などを歴任。 その間に日本初の国際衛星通信の策定、実現に努力されたこと、鹿島支所の衛星実験実現に関して仕事をしたことを思い出しながら話されたことが今でも印象に残っている。